暗闇で考える、1000年残る文化への挑戦

ひとりきりのオフィス
あえて電気を消してふと考えることがある
そう言う時は暖房もあえて消す

「これからどう大きくしよう?」
「僕らはどこに行くんだろう」

そんな時の答えは決まっている

「1000年残る占いとスピの文化を作る」

こうした会社の理念を掲げて僕らは今会社をやっています

非常にぶっとんだ会社の理念ですが、まあちょっと聞いてください。

この理念を考えるようになったきっかけになる話があります。

古代ローマにアンブロシウスと言うひとりの男が生まれました

彼は当時まだマイノリティーだったキリスト教の司教でした

アンブロシウスは徹底的なキリスト教の売り込みを行いました

彼を含めたくさんの聖人によってローマ社会にキリスト教は根を張っていきましたが、それがのちの西洋文化を作りました

キリスト教の功罪はもちろんあると思いますが、現在の経済と文化はキリスト教である西洋人が形作ったものなので、西洋人にとってキリスト教は善だと思っています。

ではひるがえって、日本人を考えてみましょう

日本人の精神や文化は今どこにあるのでしょうか?

お米を食べる、礼儀を重んじる、神社やお寺がある

たくさん素晴らしい文化があります

が、しかし西洋人にとってのキリスト教のように直接的に日本人の精神的な支柱となっている宗教および文化はあるのでしょうか?

僕はない、と思います

唯一、漫画やアニメだけが日本人の精神的支柱を架空の話に託して伝えているのだと思います

直接的に日本人の精神性=スピリチュアルや宗教を肯定して論じることは日本ではタブー視されています

近因で言うと、もちろん1990年代に生まれた新興宗教の影響もあるでしょう

遠因で言うと、戦後のアメリカ文化による影響もあるでしょう

僕は現状を非常に危ないものだと見ています

日本人に精神的支柱がないならば、どのような思想やどのような洗脳の侵入も許してしまうことになります

僕はこうした社会背景を踏まえ、「1000年残る占いとスピの文化を作る」と言うことを目指して会社を運営しています

会社の運営をするということは、あくまで資本主義の文脈の中でなおも理想を目指すということです

占いやスピリチュアルを本業に据えるということは現在の日本社会の中でかなり先鋭的だしセンセーショナルだと思います

儲かれば後ろ指を刺されるし、僕らは目立つので業界の先頭に立つことで世間から厳しくあり方が問われる機会にもあうでしょう

ただし自分は望むところだと思っています

今の日本の社会に対して、文化的に挑戦をする

アニメや漫画で架空の話で間接的に日本人の文化や精神性を説くのも良いでしょう

でも、僕達は生活や日常の中で直接的に日本人の精神性を伝えられる占いを生業にしたいと思います

アンブロシウスが西洋人に対して奉仕したように、僕は日本の文化と社会に対して奉仕をしたいと思っています

この先の未来でどんな評価が下されるかはわかりませんが、きっといい精神の元で植えた種がいい花といい実を結ぶことを信じたいと思います

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